第4回居住支援

実践する居住支援〜「前橋無料ステップハウス」の役割〜

福祉事業者様との連携体制を築き上げた弊社が、前橋市で具体的にどのような居住支援を行っているのか。生活基盤を立て直すための一時的な仮住まい「無料ステップハウス」開設の経緯とその役割をご紹介します。

無料ステップハウス

前回のトピックでは、福祉事業者様との偏見の壁を越え、強固な連携体制を築き上げるまでの歩みをお話ししました。今回は、その協業体制を基盤として、弊社が地域で具体的にどのような取り組みを行っているのかをご紹介します。

住宅確保要配慮者への支援を地域全体でさらに強化するため、前橋市では令和7年12月に「前橋市居住支援協議会」が設立されました。弊社代表の伊澤は、この協議会の副会長を仰せつかっており、地元自治体や福祉機関と緊密に連携しながら、住まい探しの課題解決に向けた仕組みづくりに尽力しております。

その実践的な取り組みの要として、弊社は令和8年5月、前橋市三河町に「前橋無料ステップハウス」を開設いたしました。ステップハウスとは、アパート等での本格的な自立生活へ移行するための「準備期間」として利用できる一時的な仮住まいです。

住居を失ってしまった方が再出発を図る際、賃貸契約にかかる初期費用や保証人の確保が最大の壁となります。そこで弊社は、長年培ってきた不動産会社としてのノウハウと物件管理の強みを活かし、一時的な住まいの無償提供を実現させました。入居期間中に行政や福祉事業者の支援を受けながら生活基盤を立て直していただき、その後、一般の賃貸物件へスムーズに移行していただくためのサポート体制を構築しています。

「住まい」は、生活を立て直し、前を向いて歩き出すための最も重要な基盤です。弊社は今後も、福祉と不動産のプロフェッショナルとして力を合わせ、一人でも多くの方に安心できる居場所を提供してまいります。